ハワイの自然を守りながら、bikiろう!



Aloha
前回 の記事では、bikiに乗って楽しむハワイ実践編の第4弾として、ハワイローカルに聞いた「 bikiサービスエリア内の危険スポットと対処法」を特集しました。

今回はその第5弾として、ハワイの自然を守りながら楽しむ方法と、おすすめのトレッキングスポットをご紹介します。ハワイの自然を守りながら、bikiろう!



1.bikiに乗って、ハワイの身近な植物に触れよう



bikiを使ったホロホロタイムでのお楽しみのひとつは、なんといってもハワイならではの自然を身体全体で堪能できること。何気なく通り過ぎてしまいがちな道路の植え込みやおうちの庭先でも、ちょっと意識を向けてみるとそこにはバナナやリリコイをはじめ多種多様なトロピカルな植物や生き物たちに出会う事ができます。

また、ハワイ固有種をはじめとする貴重な植物を間近で見てみたくなった時には、bikiエリア内にある植物園へと足を延ばすこともできます。


ライアン植物園(マノアエリア)


bikiステーションNo.608 から車で約5分。「ライアン植物園」では、6,000種類を超える熱帯・亜熱帯植物を鑑賞することができます。植物はハワイを代表する赤い花「オヒア・レフア」をはじめとするハワイの固有種や、ハワイの森で出会える植物を中心に、森に自生する植物たちの本来の姿を目にすることができます。

ハワイ大学が管理するこの植物園は大学の施設ということもあり、園内では様々な研究結果発表や、ツアー、イベントなどを通してハワイの自然について学ぶ機会が設けられています。入場料は無料ですが、一人あたり10ドルほどの額を寄付することが推奨されています。




フォスター植物園(ダウンタウンエリア)


bikiステーションNo.100 から徒歩約7分。ダウンタウンエリアにあるこちらの「フォスター植物園」は、ハワイ内では最も古く、歴史のある植物園として知られています。ハワイの固有種をはじめ、約10,000種類もの植物が植栽されています。植物の名前が記されたプレートや、日本語のガイドマップ、英語の無料ツアー等が用意されているので、鑑賞しながら様々な知識を身につけることができます。

また、鳥たちが集まる場所にもなっていることからバードウォッチングを楽しむこともできます。入園料は、13才以上は5ドル(6才〜12才は1ドル)です。





2.トレッキングの準備をしよう



トレッキングの楽しみのひとつは、その場所でのびのびと自生する植物や生き物たちに混ざって自然の中に身を置くこと。事前にその土地の成り立ちや動植物たちについて知識を身につけておくと、さらに一歩踏み込んで楽しむことができます。

ただし、毎週の様にレスキューが出動する日々が続いている現状も。ハワイのトレッキングに挑戦される際には、下記を参考に万全の準備をして挑みましょう。


①必ず気候を確認しよう

世界に存在する17種類の気候帯のうち、ハワイにはなんと15もの気候帯が存在するといわれています。同じ島内でも、地域によって気温や天候に大きな差があることが少なくないので、特に山岳部や森に出掛ける際には事前にその場所の気象情報を確認しておくとともに、温度調整が可能な服装や雨具、ぬかるみでも歩きやすい靴など、その土地に適したアイテムを用意しておきましょう。


②靴底を入念に洗おう

靴底には、土や汚れと一緒に植物の種や生物が付着している場合があります。ハワイの固有種は環境変化の影響を受けやすいため、そのまま森に入ってしまうことで、気づかぬうちにその土地へ外部からの植物や生物を持ち込み、ハワイの生態系を壊してしまう恐れがあります。ハワイの生態系を守るため、トレッキング・ハイキングの前だけでなく後にも、入念に靴裏の泥を洗い落としましょう。


③指定された通路・エリア内で楽しもう

トレッキングスポットには「トレイル」という指定された通路が用意されています。トレイルから外れた柵の無い場所や、立ち入り禁止エリアは足場も悪く大変危険です。必ず指定された通路を歩きましょう。途中に出会う看板には、注意事項のほかトレッキングを一層楽しめるお楽しみ情報が記されていることも。積極的にチェックしましょう。


④こまめに水分補給をしよう

トレッキングを楽しむ上で気をつけなくてはいけない「水分補給」。トレッキング中の熱中症や脱水症は大変危険です。必ず十分な水分を用意し、汗をかいている実感があるか否かに関わらず、こまめな水分補給を心がけましょう。


⑤携帯電話の充電は十分に

緊急事態発生時に命綱の役目を果たす携帯電話。いざというときに機能させられるように、できるだけフル充電に近づけた状態にして持っていくようにしましょう。同じくフル充電にしたモバイルバッテリーがあると安心です。



3.ホノルル市内のトレッキングに挑戦しよう!



さあ準備は万端!
ここまでで身につけた知識を携えて、ホノルル市内にあるトレッキングスポットに挑戦してみましょう。ホノルルのトレッキングコースは、気軽に挑戦できる初心者向けのものから、しっかりハワイの自然を堪能できる上級者向けのものまでバリエーションも豊富。ぜひご自身の気分や体力に合わせてチョイスなさってみてくださいね。


マノア・フォールズ・トレイル(マノアエリア)


bikiステーションNo.608 から車で約5分。こちらの「マノア・フォールズ・トレイル」は、ワイキキからもほど近い距離にある、初心者にもおすすめなマノア渓谷のトレッキングコースです。ハワイの固有種が保護されている場所でもあり、貴重な植物を間近に見ることができます。

歩き進めた先にある「マノアの滝」は、映画『ジュラシック・パーク』のロケ地としても知られる有名なパワースポット。帰りは足元が濡れて滑りやすくなっているので十分な注意が必要です。

※改修工事で閉鎖される場合があります。事前に 公式サイト などで最新情報を確認してから訪問しましょう。




マキキ・バレー・トレイル(マキキエリア)


bikiステーションNo.425 から車で約10分。この「マキキ・バレー・トレイル」は、距離や難易度が異なる3つのコースから選ぶことができる、初心者も上級者も楽しむことができるトレッキングスポットです。ハワイの自然を満喫しながらダイヤモンドヘッドをも見渡せるという点も魅力。

このトレイルでは、ハワイおなじみの植物であるタロや、ティーリーフなどの植物が青々と茂る様子を目にすることができる他、木々や土の香りや風や空気、小川のせせらぎに鳥たちの歌声など、五感でハワイの自然を堪能することができます。





楽しく美味しいスポットだけでなく、ハワイの自然を満喫できるスポットも充実のbikiエリア周辺/ホノルル市内。ハワイのトレッキングを楽しむ際には、近隣住民の方々や他の参加者はもちろん、その土地で暮らす動植物たちにも十分に配慮した思いやりの心「マラマハワイ」をお忘れなく。

次回 は、「bikiに乗って楽しむハワイの実践編」第6弾、「bikiで巡るハワイの自然スポット~海・ビーチ編~」をお届けします。ハワイの自然を守りながら、bikiろう!



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