Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)デビューしよう!



世界は今、気候変動をはじめとする環境問題や生物多様性の消失、食料や人権問題など多くの問題を抱えています。そうした問題は観光旅行分野においても限界を迎えつつあり、近年世界的な人気観光地を中心に、従来の経済を優先した大量消費のスタイルから、持続可能な観光旅行を実現しようとする「レスポンシブル・ツーリズム」(責任ある観光)へとシフトしようとする動きがあります。

ハワイにおいても同様に、観光が引き起こす特定スポットの混雑や交通渋滞、環境破壊や物価高騰などを背景に、在住者の生活の質と旅行者に対する感情が年々悪化の一途を辿っており、早急な観光の再建、再定義、リセットが求められています。

これからも大好きなハワイに気持ちよく受け入れてもらうために、私たちはどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?今後求められる「新たなハワイ旅行の在り方」を示す、2つの重要なキーワードをご紹介します。



ハワイ版レスポンシブルツーリズム「Mālama Hawaiʻi(マラマハワイ)」



Mālama(マラマ)とは、「思いやりの心」という意味を持つハワイ語です。そして“Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)”とは、「ハワイを思いやる心」を意味するもので、ハワイの自然や文化遺産を保護していこうとするレスポンシブル・ツーリズムのハワイ版スローガンです。

ハワイを訪れるすべての人が、ハワイという土地で時代を超えて大切に受け継がれてきた伝統文化や規範、そこに暮らす人々、そして自然や動物たちに対して最大限の思いやりと敬意を払いながら旅を楽しむことができたなら、過去数十年で失われてしまったハワイが持つ本来の輝きを取り戻すと同時に、これから先何十年も、ハワイが持つ素晴らしい伝統文化や美しい自然環境を守り続けることができると言われています。



Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)を実践する旅人「Pono Traveler(ポノトラベラー)」



そして、もう一つMālama Hawaiʻi (マラマハワイ)を実現する上での大切なキーワードが「Pono Traveler(ポノトラベラー)」です。「Pono(ポノ)」とは全体的調和のとれた正しい在り方を意味する言葉で、Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)を実践する旅行者のことを「Pono Traveler(ポノトラベラー)」と呼びます。

では、このPono Traveler(ポノトラベラー)になるには、具体的にどのようなことをしたら良いのでしょうか?ハワイ州観光局は、海洋動物との距離を保つ」「海に優しい日焼け止めを使う」「森林へ入る時には、靴裏の泥をキレイに落とす」「進入禁止エリアには立ち入らない」「エコバッグやマイストローを常備する」といった5つの指針を示していますが、そこにもう一つ加えたいのが、深刻な渋滞緩和と気候変動対策として2017年にホノルル市に導入された、地球に優しい新たな交通機関であるバイクシェアサービスbiki(ビキ)の利用です。



いよいよ待ちに待ったハワイ旅行の再開と、コロナ後に訪れる新しい旅のスタイル「Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)」。 次回 は、Mālama Hawaiʻi (マラマハワイ)を実践する望ましい旅行者「Pono Traveler(ポノトラベラー)」を実践するための具体的な方法をご紹介します♪

次回ハワイ旅行に向けて、一緒に楽しく身につけて行きましょう!ハワイで、bikiろう!



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