これぞハワイ流。マラマなルール&マナーを身につけよう



Aloha
前回 の記事「 次ハワイでは地球に優しい日焼け止めを使いましょう。」では、bikiに乗って楽しむハワイ実践編の第2弾として、美しいサンゴ礁を守るため、有害成分を含む日焼け止めの流通を禁止した「サンスクリーン法」とおすすめの日焼け止めについて、特集しました。

今回はその第3弾として、ハワイの人々に気持ちよく受けいれてもらうためのマナーやルールについてご紹介します。ハワイ流マラマなルール&マナーで、bikiろう!



1.笑顔で挨拶をしましょう



普段、外出先のエレベーターで面識のない人と乗り合わせた際にどのようにして到着までの数秒~数分間を過ごされていますか?スマホをチェックしたり、階数のランプを目で追ったりして「目を合わすこともなくただただ無言でやり過ごす」という方も少なくないのではないでしょうか?

でも、これはハワイではNGです!
ハワイや米国本土の人たちにとってはそれがほんの短い時間だったとしても、「同じ空間を共有している仲間」という感覚があるため、無言というのは相手の存在を無視していることになるのでとても失礼であり、なによりも悲しい気持ちにさせてしまいます。

もし出掛けた先で誰かと一緒になる機会があったら、それが店員さんでも同じお客さんでも、ぜひ笑顔で相手の目を見て「Hi / Aloha」や「Thank you/Mahalo」と挨拶に挑戦してみましょう。すると相手からも笑顔で挨拶を返してもらえて、きっととっても温かい気持ちになれます。



2.チップで感謝を伝えましょう



日本人にとってはなかなか馴染みのない「チップ」という習慣。そういうルールがあるということについて頭では分かっていても、どのタイミングで、どのように、どの程度渡したら良いのかが分からなくて「ま、いいか(義務ではないし)」とそのまま何もせずにやり過ごされた経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

でも、この「チップ」はハワイで働く方にとっては、生活が懸かったとっても大事なものなので、サービスを受けた際には必ず渡すようにしましょう。

ハワイの飲食業界のお給料は日本とは異なり、最低限の労働をしたことに対する対価としての「賃金(時給)」と、能力給として「サービス料(チップ)」が加わって「お給料」が成り立っています。チップが加わる事を前提に賃金が考えられているために、「チップなし」というのは生活がとても苦しくなるばかりか、せっかくお客様に気持ちよく過ごしていただけるようにと創意工夫を凝らして頑張ったのに、その評価が「ゼロ」ではやりきれなくなってしまいます。

チップとは「気持ちよく過ごせるように気を配ってくれていた担当の店員さんへ感謝の気持ち」です。そしてその相場は合計金額に対して、「普通に満足することができた」場合は10%、「気持ちよく過ごせた」場合は15%、「とても良かった。また来よう!と思えた」場合で20%、というのが大まかな基準となっています。支払方法には、クレジットカードでの支払い時にチップを加えるという方法の他、別途現金での支払いでもOKです。



3.お年寄りを大切にしましょう



交通機関で座席シートを利用している際に立って乗車されているお年寄りが目に入った時、どのようにされていますか?

ハワイではコロナ禍において注目された「クプナ・アワー」に代表される通り、今日においてもお年寄りを敬う文化がしっかりと根付いています。日本同様に「交通機関利用中にお年寄りや身体に不自由のある方に席を譲ろう」というマナーがある他にも、スーパーでのレジ待ちの順番を譲ったり、手の届きにくい高い場所に置かれた商品を代わりに取ってあげたり、入店時にはドアを開けて待ってあげる等、日常の中の何気ない場面でリスペクトするのがハワイ流。

日本では「気を使ったつもりが、まだそんな歳じゃない!と却って気を害してしまった」などのエピソードが聞かれますが、ハワイには「歳を重ねる」ということを楽しむ文化や「シニア特権」という考えが浸透しているので、腹を立てる人は皆無。気持ちよく喜んで受け取ってもらえますので、安心して挑戦してみましょう。



4.横断歩道を渡りましょう



ハワイでは、次の横断歩道まで距離があったとしても、必ず横断歩道を渡るようにしましょう。基本的にハワイでは横断歩道のない道路を横切ることは禁止で、その現場を警察に押さえられてしまうと罰金として130ドルが科せられます。

また、横断歩道も要注意です。横断中にスマートフォンやカメラを操作しながらの「ながらスマホ」も罰則の対象で、こちらも罰金として15ドル~99ドルが科せられます。慣れない場所でナビゲーションアプリを使ったり、きれいな景色を撮影したい場合は歩きながらではなく、横断歩道を渡りきり、周囲の安全を確認してから行いましょう。



5.タバコは必ず喫煙所でお願いします



ハワイでは、火炎式か電子式かに関わらず、必ず指定のスペースで喫煙しましょう。ハワイは日本に比べて喫煙に関する制限が厳しく、喫煙可能な場所が限定されています。空港やホテル、レストランなどの屋内ではそのほとんどが禁煙である他、屋外に関しても、公共の場や建物の出入り口から約6メートル以内の場所や禁煙の標識のある場所での喫煙は禁止されています。

また、20歳以下の場合はタバコの喫煙に加え、購入や所持もできません。また21歳以上であっても購入時などに身分証明書の提示が求められた際には、パスポートや国際免許証など公の証明書を提示しましょう。



6.お酒は必ず定められた場所で楽しみましょう




ハワイに来たら、青い空、眩しい太陽、そして開放的で美しいビーチを前に美味しいビールが飲みたくなりますね。ですが、ハワイではビーチをはじめ、公園、道路といった公共の場や、交通機関での飲酒は全面的禁止されています。ハワイのビーチでビールを楽しみたくなった時には、我慢したり、こっそりと飲もうとせずに、堂々と快適な空間を提供するビーチサイドのバーやレストランで楽しみましょう。

また、ハワイでの飲酒は喫煙と同様に21歳になってから。レストランでの注文時や、お店での購入時には身分証明が求められるので、パスポートや国際運転免許証等の公的証明書を準備しておきましょう。




せっかくのハワイ旅行。楽しく、気持ちよくハワイを満喫できるように、また、ハワイの方々にも笑顔で受け入れていただけるように、ぜひ次ハワイでは、今回ご紹介したルールやマナーを胸に、マラマハワイで過ごしてみましょう。 次回 は、bikiに乗って楽しむハワイの実践編第4弾「ローカルに聞いた!ハワイの治安事情」をお届けします。ハワイ流マラマなルール&マナーで、bikiろう!



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