地球にやさしく、bikiろう!



Aloha
前回 の記事ではbikiに乗って楽しむハワイ実践編の第7弾として「私たちにもできる、ハワイの海洋環境保全活動」を特集しました。今回はその第8弾として「bikiに乗って、地球にやさしく移動しよう」をご紹介します。地球にやさしく、bikiろう!



1.二酸化炭素増加が地球にもたらす様々な問題



2021年5月、ハワイ島にあるマウナ・ロア観測所で測定した大気中のCO₂濃度が、正確な測定を開始して以来最も高い水準となる月平均419ppmに達したことがアメリカ海洋大気庁(NOAA)より発表され、たちまち大ニュースとなりました。

これは大気中のCO₂が増加傾向にあることを示しています。大気中のCO₂が増加すると地球全体の気温が上昇し、その結果として下記のようなことが発生します。
  • 海面の上昇
  • 大雨等の異常気象の発生
  • 干ばつによる食料不足
  • 利用可能な水の減少
  • 生態系バランスの崩壊
このような事態を防ぐために、私たちひとりひとりがCO₂を極力出さないよう、常日頃からマラマな行動をとっていくことが急務となっています。



2.マウナ・ロア観測所って、どんなところ?


マウナ・ロア観測所とは、ハワイ島にある「マウナ・ロア」という山の標高3,397mの場所にある観測所です。なぜ、ここに観測所ができたのかというと、主にこの場所が「大陸から3,000km以上も離れていて」、「かつ高所にあるために様々な環境の影響を受けにくく、地球全体の平均に近い数値を観測できるため」であると言われています。

世界で初めて温室効果ガスの観測を開始したこのマウナ・ロア観測所。地球を見守りながらその濃度が増加傾向であることを世界に発信し続けてくれています。





3.移動手段の一部を、車からbikiにシフトしてみよう!



CO₂を少しでも減らすために、私たちにできること。そのひとつが移動手段を、自動車から自転車(biki)に変えてみることです。

1kmの移動にあたり生じるCO₂は、自動車で約133g、バスが約54g、鉄道は約18gを排出するといわれています。例えばカカアコのウォールアートからカピオラニ公園までを自動車で走行した場合、CO₂排出量は約1.3kgにものぼり、途中で渋滞が生じるとその量はさらに増加します。

それに対して、化石(石油)エネルギーを一切使用しないbikiなどの自転車に切り替えると、その排出量は「0」に日常のお買い物やちょっとしたおでかけをbikiにシフトしてみることで、地球はもちろん、身体にもお財布にも優しいことにも繋がります。



刻一刻と深刻化する地球温暖化問題。私たちの何気ない行動の一つ一つが地球全体に大きな影響を与えます。ぜひ、マラマ地球な行動の一歩を踏み出してみませんか?

次回は、bikiに乗って楽しむハワイの実践編最終回「bikiのあれこれ、よくある質問集」をお届けします。地球にやさしく、bikiろう!



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